今落語会で1番人気なのは柳家喬太郎だ。
他の落語家さんたちが口を揃えて言っているからやはりそうなんだろう。
そのぐらい、喬太郎は段違いで面白い。
話自体も、話術も、とても面白い。
2016年に私は会社を辞めて無職の学生になり、その時期暇を持て余してよく浅草に行っていた。
たまたま浅草演芸場に寄って、その時初めてちゃんとした落語を聴き、そして初めて喬太郎の落語を観た。
衝撃だった。落語ってこんなに面白いんだと。
それから、落語にハマったのだった。
東京を離れてしまってからは落語からも遠ざかっていたが、丁度Twitterのタイムラインで、原田専門家の「スターウォーズ落語」なるものが回ってきたw
なんだこりゃと思ったけど、スターウォーズが落語調になっていてじわじわ面白い。
「あの惑星によ、ルークっちゅうもんがいるから、ちょっと様子を見てきてくれねぇか」、みたいな口調で喋るからなんだか笑いがこみ上げてくる。
と、そんなものを見て、ハッとひさしぶりに喬太郎の落語を聴きたくなって、YouTubeのオススメの動画から喬太郎の「残酷なまんじゅうこわい」をクリックした。
最初は小笑いで、段々とオチに進むにつれ、大笑いにつなげていく。
喬太郎の良いところって、笑いが特に無い普通の部分でも、喋り方が江戸っ子の心地よいリズムで、聴いてて飽きないんだよね。
この心地良い喋り口調だけで何分でも聴いていられる。
まるでそこに江戸の街や風情が転がっているようだ。
そんな賑やかさや楽しさが感じられる。
久しぶりに寄席に行って落語を聴きに行こうと思い始めた。
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