お笑いと、酒日記

大好きなお笑いと居酒屋について書いてます

【日記】山梨旅行二日目

山梨旅行二日目。
一日目の記事はこちら。

kirisutoki.hatenablog.com

 

 

 

 

信玄餅桔梗屋と、キムチ屋の昇谷へ

 

まずは桔梗屋に向けて出発したが、駐車場に入るあたりから嫌な予感が・・・・。
10時の時点で人であふれかえっている。


桔梗屋では工場見学や信玄餅詰め放題、信玄餅パフェや安いお野菜販売所などがあるという触れ込みだったのだが、どれもこれも混んでいて、歩くのが大変・・・!


ついでにものすごく日差しが暑い!熱中症になりそうな気候だ。
信玄餅アイスも食べたかったが、どこも行列・・・・詰め放題にいたってはすでに整理券は売り切れ(やる気はなかったけど)、野菜もあんまり置いてなかったし、どこもかしこも売り切れ&混雑で何も買う気がしない。
まさかこんなに混むとは思わなかった・・・20分ほどで出ることに。

そのあとは、パンフレットでたまたま見かけた山梨オリジナルのキムチを作っているという昇谷へ。
スタッフの方が全部試食サービスしてくれて、美味しいと思ったきゅうりキムチとチーズキムチを買うことにした。チーズキムチはめちゃくちゃ美味しい。

 

里の駅へ


ここへ来る途中たまたま見つけた「里の駅」という、道の駅のような大型スーパーに寄る。敷地が超デカいです。超デカい上に、野菜からお土産まで何でもそろってて楽しい。

satonoeki.com


外では野菜とフルーツ、あとクワガタが売っていたw
どれも安かったし、クワガタもデカい!ヘラクレスみたいなやついたしw

丁度マスカットを買いたかったので、話しかけてきたお兄さん(なんか変わったお兄さんだったw)を経由して、シャインマスカットの農家?のお姉さんにマスカット事情を色々聞くことができた。
丁度900円~1800円の幅でブドウが三種類売っていたのだが、ひとつは見た目が巨峰に似た、シャインマスカットの親戚の「富士のかがやき」(これから売り出すらしいので、今後値段が高くなるらしい)、それと薄紫の新種(甲斐ベリーセブン)。
これらはこれからどんどん高くなるんだよ~ということで思わず購入。

それと、通常のシャインマスカットも購入。
昔2000円のシャインマスカットを食べたときや昨日のパフェで食べた時も、シャインマスカットは酸っぱくて意外とイマイチ・・・?という感想だったので、このお姉さんにも聞いてみたところ、「どんでもない!甘くておいしいよ!いますぐ食べさせてあげたいぐらいだよ!」ということで、シャインマスカットは本当は美味しいんだろうと思い、お姉さんを信じて購入。どんな味か楽しみ~!

中に入ると、信玄餅やら野菜やら、たくさん売っている。
しかし敷地の向こう半分はなぜか封鎖されている。
よく見ると、団体客用の大広間があり、ドアの隙間から覗いてみると、ものすごい数の机と食事のあとがあった!めちゃくちゃ人が来た後って感じ。
これだけ見るとバブルとか高度経済成長期みたいな光景だ。観光客こんなに来たのか・・・。

野菜コーナーに行くと珍しい野菜や、トマトとかキャベツが安く売っていたので買う。

↑家でゆがいたオクラ。めちゃくちゃデカイ。。。


ワインとかお酒も沢山売っていて、ほしいけど今は酒が飲めないので我慢・・・・お酒が飲めるようになったらまた山梨行きたいな~ワイン飲みたいよ~~!!

東京で働いていると気が付かれるので、このスーパーののんびりさになんだか救われた感じもあった。普通の主婦のおばさんやおばあさんがのんびり買い物していて、その空間にいるだけでも楽しかった。

 

山梨地方病の資料館へ

 

夫はウィキペディアめぐりが大好きで、特に地方病の記事は通算20回読むほど好きらしく、ずっと行きたかった地方病の資料館に行けるとワクワクしていたのだが。

http://www.sugiura-iin.com/disease.html

丁度この日だけ休館日であった・・・・・。
え・・・かわいそう・・・。
めちゃくちゃ落ち込んでいたが、とりあえず気を取り直して、量は少ないが同じく地方病を展示している山梨県立博物館に向かうことに。

途中、風情のある酒屋さんで地酒も買う。

リカーショップサエグサ(笛吹市石和町松本) | エキテン

七賢と興五右衛門を買っていた。

県立博物館は新し目ですごく広かった。


広かったんだけど、人が全然いない・・・・休日なのに。
大丈夫かと心配に。

宿泊割で400円ほどに安くなった。常設展を見る。
子供向けの展示が多くて、全体的にわかりやすくて良かった。
CGを使ったりゲームがおいてあったり、数分ごとに映像が流れていたり、子供にわかりやすく、を意識しているようであったが、大人も楽しめてこれは良い。

入ってすぐに、山梨県衛星写真を展示してあったが、人がいなかったので、解説員の方が丁寧に説明してくれて、それが本当に面白くかった。
山梨は川が流れ込んでくる地形なので、川が氾濫しやすく、それに苦慮した信玄が川の流れを無理やりまげて富士川につなげて氾濫しにくくした。それが信玄堤。

徳川家康が天下統一させた後、江戸に年貢を納めさせるためにどうしようか考えた結果、山を越えるのは大変なので、富士川を下って江戸まで行かせることを考え付いた、など。割と富士川がキーポイントだったのが面白かった。


少し先に行くと、甲斐の国を回るPS2ゲームがあったのでやってみたが、一体なにがクリアの条件になるのかわからないまま始まったw
とりあえず町の人々に話しかけまくるが、進展しない。しかも立体表示設定にしてしまったので、画面がめちゃくちゃぼやけるwそして移動のたびに画面が滑るからめっちゃやりづらいw
残り時間が少なくなってきた。
時間が半分になったところで夫にバトンタッチしたが、夫も滑る画面に苦戦w
最終的に武士の子弟を見つけたが、話しかけようとしても滑りまくるのでなかなか話し

かけられなくて、時間だけが過ぎて行ってゲーム終了してしまったww涙出るほど笑ったww
どうせ町の人に話しかけて終わるゲームでしょ、なんて話をしていたが、お土産コーナーにあった県立博物館の案内書籍にこのゲームの攻略が書かれており、ある人物に話しかけるとフィールドが広がり、最終的に「風林火山」の文字が取得できるらしいw
そして四人同時に風林火山を取得すると最終ステージにいけるらしく、思った以上に奥深くて笑ってしまったw


番号順に博物館を回り、最後の方で地方病の展示が出てきた。
かなり端折っていて、初めて見た人には何が危険で、なにを発端に解決に至ったか、わかりにくい展示の仕方をしていた。
丁度地方病のVTRが始まるとのことだったので、椅子に座り鑑賞。
前の席に小学生低学年の子供の親子が座っていて、結構暗い内容なのに大丈夫か、と心配していたら、VTR自体が割と明るめに作られていたので一安心。
医者の試行錯誤の過程はすっ飛ばされて、簡潔にわかりやすく作られていた。

一通り見た後、お土産コーナーへ。
やはり子供向けの本が多かった。自分が子供だったら、おもしろくて何度も来るだろうな~。勉強になった上に楽しかった。山梨に一気に詳しくなった。

 

最後、ほうとうを食べに

 

最後、ほうとうを食べようと、「小作」という店に行ったのだが、車が満員。
店の中をのぞくと、15時近くなのに20組以上が待っている。どういうこと!?!
残念ながら小作は断念して、「完熟屋」という店に行った。

kanjyukuya.jp

 

宿の朝食でもほうとうを食べたが、やはり本格的に作るほうとうはとても美味しい!
麺がもちもちしていて、味噌も甘じょっぱくて良かった。

 

そのまま中央道で帰宅

 

助産師さんが「山梨なんて三時間かかるよ!」と言っていたが、行きは1時間20分ほどで着いたのだった。そして帰りは若干渋滞に巻き込まれたが、2時間ほどで到着。
山梨めっちゃ近いじゃん!と感激。
静岡の実家に帰るより全然近い。
食べ物は美味しいし、果物お酒なんでもあるし、こんなに気軽に行けるなら毎年行きたい!と思うほどなのであった。
来年も行きたいな~。次は桃を食べに行きたい。なんて。

 

戦利品(お土産)

 

旅行に行くと必ずその土地の珍しい野菜を買うのだが、今回はこんなラインナップ。


おかわかめというのを初めて見たので買ってみた。
あとばかでかいオクラ。
そして真ん中のブドウは先ほど書いた、富士のかがやき、シャインマスカット、甲斐セブン。キャベツは90円だし、トマトは200円だった。


あとは、帰りの談合坂SAで買った信玄餅プリンと信玄餅
昇谷キムチで買ったクリームチーズキムチと、きゅうりキムチ。
きゅうりキムチをはじめに食べたが、普通のキムチよりみずみずしくて美味しかったなあ。
信玄餅プリンは美味しかった。これは当たり。信玄餅より好きかも。
個人的にはプリン単体で食べたほうが味が繊細で美味しいかも。


あと行きのSAで買った、早川町の紅梅焼き。
おせんべいかと思ったら、鈴カステラのような柔らかさの焼き物。
きなこがマッチしていて素朴な味。

夕ご飯にブドウ三種を食べ比べしてみた。
シャインマスカットはお姉さんが言っていたように、酸っぱくなくて甘くておいしい。
今まで食べていたシャインマスカットはなんだったのか。

右の紫の「富士のかがやき」は、巨峰に近い濃厚な味わい。
上にある薄紫は「甲斐セブン」。噛んだ瞬間、ブワッと薔薇のようなオシャレな香りが広がり、そのあとシャインマスカットと同様の甘さが広がる。衝撃だった。
この品種はこれからホテルとか高級料理に使われるんだろうな~という上品さを感じた。

この中だとシャインマスカットが一番地味に感じるくらい、ほかの個性が強かったが、何度も食べるうちに、シャインマスカットが結局一番安定していて美味しい気がしてきた。甲斐セブンは華やかすぎて、三回に一回頬張れればいいかなあという感じ。

しばらくは旅行の余韻に浸って楽しめそう。